「ヨガ」という言葉は、「結ぶ」「つなぐ」という意味を持つサンスクリット語の「YUJ」に由来
しています。心とからだ、宇宙と自分を結び付けるということも意味します。
現代に生きる私たちは、日々さまざまなストレスにさらされています。
溢れる情報に惑わされたり、悩みすぎたり働きすぎたりしていませんか?
日頃の悪習慣や、呼吸の乱れ、姿勢の乱れが心と身体も歪ませます。
ヨガはそこから、本来の自分自身を取り戻させてくれます・
❀ヨガの効果❀
体位法~
「身体がかたいからヨガはできない…」と言う方は実に多いです。
しかし、ヨガは身体のかたい・柔らかいに関わらず自分のレベルに合わせて出来ます。
さまざまなポーズ(アサナ)をとることで、筋肉や関節がやわらぎ、体の歪みが正され、背骨も骨盤も 矯正されます。ポーズとシャバアサナ(くつろぎのポーズ、別名:屍のポーズ)で緊張と弛緩を繰り返すことにより、自律神経の働きを整え、血流やリンパの流れも良くなり、老廃物を排出しやすくなります。
呼吸とともにゆっくりと動くことによって、遅筋に刺激を与え、脂肪を燃焼させせ、基礎代謝もUP。
アーサナを行うときは、決して他人と自分を比べることなく、自分を観察しながら行っていきます。
呼吸法~
呼吸をすることで、外側のエネルギーを取り込み、自分のエネルギーへと変えています。
呼吸法により、血液の循環が良くなり、37兆個の細胞が目覚め、活性化され、自然治癒力を高めます。
また、腹式呼吸で横隔膜より下の内臓もマッサージすることになり内臓が働きやすくなります。
呼吸は自律神経によるものですが、唯一自分でコントロールできる自律神経でもあります。
息を吸うときは交感神経が優位にたち身体を活発・緊張させます。吐くときは副交感神経が優位にたち身体を休ませようします。
深くゆっくりとした呼吸をすることで、リラックスし心の乱れも整い気持ちが落ち着いてきます。
瞑想法~
ヨガは瞑想から始まったと言っても過言ではありません。
瞑想では、普段外側に向いている意識を自分の内側に向けて、体の中を観察し心の状態を見つめます。
自分をとりまくすべてのものに感謝し、この世のすべてのものと一体になり、自分の最も奥にある無限のものを探しあて、魂と繋がり、本来の自分を取り戻します。
はじめはすぐに雑念が入ってきてなかなか心静かにはなれませんが、次第に自然と一体になるような感覚になってきます。外側からの刺激に惑わされず、意識は内側に。心は穏やかに落ち着いてきます。
心が安定すると身体の調子も良くなります。心と体はいつも影響しあっています。
心を乱すようなできごとがあっても、冷静にあるがままに受け止め、落ち着いて対処ができるようになります。
体位法や呼吸法によって肉体を鍛え内臓を活性化しコントロールできます。そして瞑想法によって心もコントロールしていきます。
ヨガを続けて、心と身体を蘇らせ、いつまでも健やかに美しく成長していきましょう。